ゲント編 ベルギー
ベルギーのゼブリュージュに到着後、MSCクルーズのシャトルバスで、駅まで向かいました。シャトルバスは出港の2時間前まで30分程の感覚で運行しており、安心感があります。値段は14€で、自力で行くことに比べたら破格の値段です。わかりやすさも含めて、使うことをおすすめします。案内してくれる方々は親切な人が多く、笑顔が素敵でこれからの旅を良いものにしてくれるようでした。私たちがゼブリュージュから向かったのは、電車で片道1時間ほどにあるゲントです。
ゲントかケントか、ヘントか分からないけれど、ゲントという呼称で統一させていただきます。お見知り置きを。
行く前の食料調達にコンビニ的な所へ行きました。店員さんが気さくな方でたくさんお話をしてくれましたが、盛り上がりすぎて時間ギリギリに乗車しました。間一髪、スリリングな経験でした。
まずはICを使って、ゼブリュージュから1本で向かいました。往復15€で、帰りは7.5€追加して別の駅まで帰りました。
道中はベルギーでしか買えないと噂のワッフルを食べ、ドイツで買ったオレンジジュースを飲み、穏やかな街並みを横目に身を委ねていました。ウォールアートを楽しみながら、のどかな雰囲気を堪能しながら向かいました。
到着するやいなや、街並みに感動し、ヨーロッパとはいえども、その国らしさがそれぞれの国ごとにあると実感しました。しかしながらどこがどのように違うのか、特徴を掴むには時間が足りず、 ただ違う と言う事実だけが胸に刻まれています。いつか語れるくらい知識を得て、雰囲気を味わいたいなと思っている私たちです。
ゲントの町の雰囲気は落ち着いており、穏やかでした。美術館を目標地点に、街を散策しました。観光地と言うよりは、地元民に愛される街という趣で、ローカルなところを好まれる方にはおすすめな場所でした。
着いた先はゲント美術館です。入ってすぐにペルシャ語でデザインされたオリジナルの壁がお迎えしてくれます。エントランスから既に芸術を楽しめるところがなんとも粋で大変好みでした。
学生価格で1人2.5€でした。地元の学校の課外活動で来ている団体のお客様もいらっしゃっていましたが、広さがあることと、平日の昼だったことで、場所によっては1人でゆっくり見ることが出来ました。何個もの部屋ごとにわかれており、所要時間は3時間あっても足りないほどだと思います。
日本の美術館と異なり、写真撮影が可能(所によっては禁止)で、作品の前に柵がないことで、海外の美術館ならではの楽しみがありました。筆のタッチや、絵の具の厚み、ひび割れ具合などは実際に目視し、角度を変えながら距離を変えながら楽しめます。
展示物や建物の構造に胸をうたれ、噛み締めながら見ましたが、見切ることが出来ないことだけが悔やまれました。また来ようと心に決めてからゼブリュージュへ向かいました。
ゼブリュージュに向かう途中ブリュージュで途中下車し、駅の中でチョコレートを買いました。お土産も買えて満足です。証明写真に付随しているプリクラ機能で写真も撮りましたが、流石ヨーロッパ。アーティスティックな仕上がりになりました。自分も芸術の一部になれた感覚になり、この機械が日本に来て欲しいと説絶に願っています。
帰りにベルギーはポテトが有名ということを小耳に挟んだため、食べながら帰りました。揚げ物は世界共通で美味しく、名前も分からない揚げ物が今回のベルギーでいちばん美味しかったです。また出逢えますように。
ブリュージュ編 ベルギー
ベルギーのブリュージュでは、チョコストーリー(チョコレートミュージアム)へ訪れました。様々なチョコレートを試食することができ、デモンストレーションも見せてくれます。ショーのようなパフォーマンスもあり、見応えがあります。
チョコレートが食べ放題で、質の良いものを満足するまで食べることが出来ます。キャラクターをチョコレートで作ってあったり、チョコレートの歴史で、昔のパッケージが飾ってあったり、綺麗な陶器なども展示されています。チョコレートショップでお土産を買うこともできます。maryはベルギー王室御用達で、日本では買うことの出来ないものです。
the chocolate line は他のお店と雰囲気が異なります。一般的にはスッキリしている様子ですが、このお店は現代的な印象でポップな店内です。基本的にチョコレートは量り売りです。chocolaterie Dumonのようにショップとカフェが合わさっているところもあるので、ご自身のお好みにあうところを探してみてください。
chez albertはワッフルは、柔らかく、ベルギーワッフルを代表する存在です。現地へ訪れたからには行かないてはありません。
ブリュージュは港から近く、30分ほどで着くため、自力でも行くことは出来ます。また、ツアー中は歩くことが多かったため、健康状態とご相談ください。
美しい景観にうっとりしながら、気圧にグロッキーになりながらも、楽しくて思い出に残る旅が出来ました。道中も空がひろくて見ているだけで発見があり、気分が上がるのは、ヨーロッパならではだなと思います。異国の地で陶酔しつつ、帰路に着きました。